LOUIS VUITTONのキーケースをリペア・リカラーします。
家族とお出掛けした際に、たまたま通りかかったリサイクルショップに立ち寄りました。
その時にチラッとブランド品コーナーをのぞいてみると『LOUIS VUITTON』のキーケースがとても安く売られていたので仕入れしました。やっぱり価格が激安なのでめちゃくちゃ汚れたキーケースでした。
これはリペア・リカラーする甲斐があります。
そのキーケースがこれです。



全体的にだいぶダメージが多く汚れ・スレがありますね。

内部はこんな感じです。
内部は比較的に綺麗ですね。

金具の部分です。金具の全体的に金メッキが禿げていますね。
この金メッキも修復していきます。

金メッキ修復もあるので、キーリング金具部分を分解・取り外しました。
金具部分を横にスライドしたら外せます。

これが金具部分です。金メッキが禿げていますね。

キーリングの台座部分です。ここも金メッキが禿げています。
ここも金メッキ修復してきます。
このキーケースは外側がダメージ多いですが内部は綺麗なので、外側のみリカラーします。内部はクリーニングだけ施工します。
まずはクリーニング。しっかり表面の汚れ・油分・顔料トップコートをできるだけキレイに取り除きます。

無水エタノールやアルコールを使用し、革の表面に付いている汚れ・油分・顔料トップコートを取り除きます。あまり力強くやってしうと革表面を痛めてしまうので、部分的には力強く・部分的には優しくクリーニングしていきます。
1回目の染色。『ブラックの染料』を塗っていきます。ブラック色を革に『入れる・染み込ませる』


黒の染料を革に入れていきます。
ちなみにリカラーをする際に、『明るい色から暗い色』へのリカラーは可能です。
逆に『暗い色から明るい色』へのリカラーはできません。

1回目の染色、『ブラックの染料』が終わりました。
乾くまで寝かしておきます。
早く仕上げたい場合はドライヤーを使用し乾燥させます。
乾燥の間に、金メッキ修復を行います。

写真でもお分かり頂けると思いますが、金メッキが禿げています。
1つ1つ、金メッキ修復を行います。

財布のリカラーと同じように、金具も前もってクリーニングを行います。表面の油分・汚れをキレイに除去しないと金メッキがキレイに修復できません。

クリーニング後に金メッキ修復を開始。
1つ1つ丁寧に金メッキ剤を塗りこんでいきます。

これが金メッキ修復後のafterです。
写真では分かりづらいですね。。笑
でもしっかり金メッキが復活していて、とてもキレイに仕上がりました。
2回目の染色。『ブラックの顔料』を塗っていきます。染料で黒が革に染み込んだ上に『ブラックの顔料』でカラーリングしていきます。
1回目の染色『ブラックの染料』が完全に乾いたので、2回目の『ブラック顔料』でカラーリングしていきます。この時点で一気にブラック色が濃くなっていきます。


写真でもお分かり頂けると思いますが、ブラック色が一気に濃ゆくなり、ブラック色の深みが出てきます。
色止めトップコートも施し、完成しました。



これがリペア・リカラー後のキーケースです。
汚くボロボロなキーケースが美しく生まれ変わりました。
このキーケースがまた誰かの元で大切に使用されることでしょう。
Before


After


古くなって汚れた財布やバッグをリペア・リカラーすることによって綺麗に生まれ変わらせる事ができるんです。綺麗に修復したことによって仕入れた価格よりも高値で販売することができ、利益を得ることも可能です。
このキーケースも綺麗になって新たな持ち主に出会い、大切に使用されることになります。

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